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消費不況が続く今の時代、新商品を出してもなかなか売れない、タダで配っているモノさえなかなか受け取ってもらえない。(街角で、広告のティシュを一度に2〜3個もらって行くオバちゃんはときどき見かけますが・・・)
それは「これを受け取ると商品を売り込まれるかもしれない」と言う心理が働くからでしょう。
販売に関しては、全く儲かっていない企業、個人の共通の理由として、
「商品力」が無い、「営業力」が無い、ことがあげられるでしょう。
前回のレポートで、悪徳商法がいかに売るのが上手いかと言う事をレポートしましたが、悪徳商法の強みは、「商品力」が無くとも、圧倒的な「営業力」で販売、しかも消費者も納得して購入していると言う部分です。
もちろん、「商品力」の伴わない営業は、セールストークに嘘やデタラメがあるので、いくら儲かっても真っ当なビジネスとは言えないので絶対やるべきではありません。後から恨まれます。真っ当なビジネスで儲けていくには、セールストークに見合った「商品力」がなければいけません。
儲けていくためには、「商品力」と「営業力」の両方を高めていかなければいけない訳です、悪徳商法のように「営業力」だけを強化したり、あるいは、港に売っているノウハウ系の本で勉強して、小手先の販売テクニックだけを身につけても、ある程度の売り上げは上がるでしょう。
最近では、ダイレクトレスポンスマーケティングなどの顧客獲得法が注目されその様なノウハウ本も色々販売されていますが、いくらその様な
マーケティングノウハウを使っても、そこに肝心の「商品力」が伴ってなければ、それは悪徳商法に近いものになってしまいます。
「一発勝負」 「売り逃げ状態」の商売をやっていくのならそれでもいいのでしょうが、その様なやり方だと顧客からのリピートは全く期待できません。
短期的に儲けて逃げる・・・ 短期逃げ切り型のビジネスは、既存客からのリピートが期待できない分、常に新規顧客を獲得していかなければいけません。 ビジネスの経験がある方は分かると思いますが、これは非常に骨の折れる作業になりお金もかかってきます、普通の人では、まず神経がもちちません。
それよりも私たちは、商売の王道である、「商品力」+「営業力」を兼ね備えた、真っ当なビジネスを目指していくべきだと思います。
ひいてはそれが、顧客からのリピートも期待でき、安定した収入が入る、長期安定型のビジネスになるのです。
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